その「保育」、見過ごしていませんか?

親支援の場で、子どもたちに届けられている”もう一つのケア”。
PSG保育場面における保育士・保健師の関わり、その深い意味に光を当てる。

『PSG開催時の保育場面における保育士・保健師によるケア的要素』

「当たり前」に隠されたケアの可能性

ペアレントサポートグループ(PSG - 親御さんのための支援グループ)は、育児に悩む親御さんを支える大切な場です。 しかし、その一方で、母子分離で過ごす子どもたちの保育場面は、これまで十分注目されてきたでしょうか?

  • 「親のケアが最優先で、子どもの保育は付随的なもの…」
  • 「特別な配慮が必要な子(グレーゾーン)向けの場ではないし…」
  • 「日々当たり前の関わりをしているだけ…」

現場からは、そんな声も聞こえてきます。 でも、その「当たり前」の中にこそ、子どもの心を育み、発達を支える重要な「ケア」の可能性が隠されているのではないでしょうか?

PSG保育場面の「ケア」的意味を解き明かす

書籍『PSG開催時の保育場面における保育士・保健師によるケア的要素』表紙

本書『PSG(ペアレントサポートグループ)開催時の保育場面における保育士・保健師によるケア的要素』は、これまで光が当たりにくかったPSG開催時の保育場面に焦点を当てます。

保健所で行われたPSGを舞台に、保育士・保健師の関わりが、子どもたちにとってどのような「ケア」としての意味を持つのかを、丁寧な観察と分析(質的記述的研究)によって具体的に解き明かしていきます。

心理療法家でなくとも、保育士・保健師の日常的な関わりが「治療的」になり得るという先行研究を踏まえ、その実践の中に存在するケア的要素を明らかにします。

本書を読むことで得られる視点

  • PSG保育場面の重要性と、そこに存在する「ケア」的側面への新しい視点が得られます。
  • ご自身の専門的な関わり(保育・保健指導)が持つ価値を再認識できます。
  • 育児不安を抱える親子や要支援親子への統合的な支援のヒントが見つかります。
  • いわゆるグレーゾーンの子どもへの(意識的・無意識的な)ケアに関する深い考察が得られます。
  • 多職種連携における保育士・保健師の役割を明確化する一助となります。
  • 日々の実践を意味づけ、より質の高いケアへと繋げる示唆を得られます。

本書の内容(目次)

本書は、研究の動機から具体的な分析、そして考察まで、段階的に理解を深められる構成になっています。特に「結果」「考察」では、現場の実践に繋がる具体的な知見が詳述されています。

  • 1.研究動機と目的
  • 2.研究方法:質的記述的研究
  • 3.結果
  • 4.考察
  • 5.まとめ

こんな方におすすめします

  • PSGや子育て支援に携わる保育士・保健師の方
  • 子育て支援センター、保健所等の職員の方
  • 親子支援に関わる心理士、ソーシャルワーカー等の専門職の方
  • 保育・看護・福祉分野の研究者、学生の方
  • PSGの運営・企画を担当されている方
  • 子どもの発達支援や療育に関心のある方

信頼性の根拠

本書の内容は、実際の保健所PSGにおける保育場面を対象とした質的記述的研究に基づいています。現場での丁寧な観察と分析を通して得られた、実践に根差した知見を提供します。

日々の実践に、新たな光を。

あなたの関わりが持つ深い意味を再発見し、
より豊かな親子支援を実現するためのヒントがここにあります。