「特許出願中(特願2019-98092)、商標登録番号第6225824号」学習鑑賞ポートフォリオ協会ー学習活動と評価の質的向上につながる学習鑑賞ポートフォリオアプリについて



コメントを分析して評価文を生成する多元化評価アプリー「学習鑑賞ポートフォリオアプリ」

学習鑑賞ポートフォリオアプリの使用方法について
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分析して評価文を生成する多元化評価アプリー学習鑑賞ポートフォリオアプリ
下記より該当コースを申し込んでいただき、新規登録してください。


  • ◆上記コースに加えてさらにご希望の場合は下記のサービスも提供させていただきます。詳しくは問い合わせフォームより承ります。
  • ①ニーズに応じて学習鑑賞ポートフォリオアプリを使用した授業やワークショップ、研修などのサポートを行い、学習者のみならず、教育者や指導者に対してメールやSNSでアドバイスをさせて頂きます。
  • ②企業や団体の責任者などのマインド整理に対して弊社オリジナルのフィードバックシステムによる分析でフィードバックをメールやSNSでアドバイスをさせて頂きます。
学習鑑賞ポートフォリオアプリの特徴
  • ①コメントを入力したら分析結果並びに評価文をもらえます。
  • ②従来の教育者・指導者による評価活動の負担を軽減し、評価活動に学習鑑賞ポートフォリオアプリの使用と学習者による参画によって多元的な評価を実現します。
  • ③学習者の学びの実態を捉えて学習活動や授業、研修、ワークショップなどの改善に活かせます。
  • ④学習者の学ぶ意欲の向上に役立ちます。
  • ⑤学習者の記述力と考察力の向上に役立ちます。
学習鑑賞ポートフォリオアプリの使用例
  • ◆小学校における国語や社会、生活、道徳、総合、特別活動、中学校における国語、社会、地理、歴史、公民、現代社会、道徳、総合、特別活動、高校における国語、現代文、言語文化、現代の国語、地理、歴史、世界史、日本史、公民、現代社会、倫理、政治・経済、公共、情報、特別活動など授業において学習内容の感想や議論、ディスカッションなどの内容を文章にする取り組みとして学習鑑賞ポートフォリオアプリを使用することで生徒同士の考えをその場のみのものにせず、ポートフォリオとして保存し分析によるフィードバックが加わることで次回の学習に活かすだけではなく、考えを言葉にアウトプットする訓練や考えを深める訓練、学習内容に対して自分の考えや感情を短時間に文字に落とす訓練にすることができます。また、評価の客観材料として活かすことができます。
  • ◆道徳をはじめ、学習鑑賞ポートフォリオアプリに記入された内容と分析結果は評価文の作成の材料と評価に使用することができます。
  • ◆インターネットリテラシーの学習活動や授業、研修、ワークショップなどにおいて児童生徒や学校のイメージを傷つける悪い炎上にならないSNSの正しい使い方を学ぶのに、仮想SNSとして学習鑑賞ポートフォリオアプリを使用することでSNSにおける言葉遣いや適切な写真のアップロードなどについて実践的に学ぶことができます。

  • ◆各講義や研究ゼミなどにおいて学習内容の感想や議論、ディスカッションなどの内容を文章にする取り組みとして学習鑑賞ポートフォリオアプリを使用することで学生同士の考えをその場のみのものにせず、ポートフォリオとして保存し分析によるフィードバックが加わることで次回の学習に活かすだけではなく、考えを言葉にアウトプットする訓練や考えを深める訓練、学習内容に対して自分の考えや感情を短時間に文字に落とす訓練にすることができます。また、評価の客観材料として活かすことができます。
  • ◆インターネットリテラシーの学習活動や授業、研修、ワークショップなどにおいて学生や大学のイメージを傷つける悪い炎上にならないSNSの正しい使い方を学ぶのに、仮想SNSとして学習鑑賞ポートフォリオアプリを使用することでSNSにおける言葉遣いや適切な写真のアップロードなどについて実践的に学ぶことができます。

  • ◆各研修やワークショップなどにおいて学習内容の感想や議論、ディスカッションなどの内容を文章にする取り組みとして学習鑑賞ポートフォリオアプリを使用することで社員や職員同士の考えをその場のみのものにせず、ポートフォリオとして保存し分析によるフィードバックが加わることで次回の研修やワークショップに活かすだけではなく、考えを言葉にアウトプットする訓練や考えを深める訓練、学習内容に対して自分の考えや感情を短時間に文字に落とす訓練にすることができます。また、様々な評価の客観材料として活かすことができます。
  • ◆インターネットリテラシーの研修やワークショップなどにおいて企業団体のイメージを傷つける悪い炎上にならないSNSの正しい使い方を学ぶのに、仮想SNSとして学習鑑賞ポートフォリオアプリを使用することでSNSにおける言葉遣いや適切な写真のアップロードなどについて実践的に学ぶことができます。

  • ◆個人で参加する学習活動や授業、研修、ワークショップなどにおいて学習内容の感想や議論、ディスカッションなどの内容を文章にする取り組みとして学習鑑賞ポートフォリオアプリを使用することでご自身の考えをその場のみのものにせず、ポートフォリオとして保存し分析によるフィードバックが加わることで、振り返りの一助に活かすだけではなく、考えや感情を短時間に文字にアウトプットする訓練、学習内容に対して自分の考えを言葉に落とす訓練にすることができます。
  • ◆学習日記などに使用することができます。
ご挨拶
研究を進めて行く中で、2018年より新たに評価対象となった「特別の教科 道徳」のように数値や順位付けの評定によらない評価の仕方が全国で模索され試行錯誤されている中、児童生徒が一年間書きためた感想文をファイルにする方法も挙げられていますが、授業ごとに全ての児童生徒について評価を意識して変容を見取るのは難しいことも指摘されていることがわかりました。
つまり、児童生徒を多元的にアセスメントするにも、実際に学期末や年度末に担当教員が評価文を執筆する際はどれを材料にしてどのように評価文に落とし込むのかについて困難さを極めています。そのため、教科書などに付随するワークシートなどを授業ごとに児童生徒に記入してもらい、京都市教育委員会が提示する評価事例のように担当教員がランダムで一枚抽出して評価文の参考材料とする方法が全国的に広まりつつあります。2018年 のTALIS(OECD国際教員指導環境調査)の報告にあるように、小中学校教員の勤務時間54〜56時間と世界一長く、事務的な業務が多すぎることをはじめ、採点業務が多すぎることや多大な授業準備があることも深刻な問題として取り上げられ、その多忙性は非常に厳しく根深いものがあります。そのため、ランダムで一枚抽出する方法が現実的かもしれませんが、担当教員の主観に頼るところが多く、断片的な評価文や感想文になり兼ねないため、それだけで児童生徒の学びの実態をとらえることは難しいと言わざるを得ません。
実際学習鑑賞ポートフォリオを実施してくれた学校の教員へのインタビューでは、「週に数時間しか児童生徒と触れ合うことができず、児童生徒一人一人の細かな成長を観察し記録することは非常に困難である」と述べていました。
教育現場を身近で見て、適切なフィードバックがないことで学習者の学びと教育者の指導が「孤立」して交わっておらず、そこに対する支援が欠かせないことを痛感しました。
学習者が能動的に学び深めると同時に、指導者も能動的に指導内容を向上させるための研究成果を社会に提供して貢献したいと強く決意しました。
日本で9年間学ばせていただいたご恩返しの意味を込めて、「学習鑑賞ポートフォリオアプリ」による教育・学習支援を社会に提供していきたいと思います。
学習鑑賞ポートフォリオとは
学習者が主体となって学びへの振り返りや考察を学習鑑賞し合い、記録を積み重ねるポートフォリオを「学習鑑賞ポートフォリオ」と名付けました。
学習鑑賞という学習評価の考え方は点数を用いて学習者や学習者の学習成果を評定せず、学習者同士が学びを味わい、吟味する、つまり鑑賞することを通して互いに感謝し肯定し認め合っていくことです。
例えば、アメリカのニューヨークにある一貫教育の学校では学習者の学ぶ意欲に目をつけて成績表に数値で評価をつけない教育方針の元、全米の著名大学への進学を果たす学習者を輩出している取り組みがあり、親和性を感じております。
学習鑑賞ポートフォリオを小学校で実証検証した結果、教師にとっては児童の学びの実態を捉えることに役立ち、授業の改善につながりました。児童にとっては学びへの考察が深まり、その考察が仲間に影響して共感や励ましの輪となり、児童の学ぶ意欲の向上における有用性が示されました。また、記述力と考察力の向上にもつながるという観点から、様々な教科での応用も含めて学校に限らず、様々なワークショップや研修などにおいても学習者が能動的に学習を深めて指導者や教育者にフィードバックを提供し、学習活動の改善につなげることができます。
学習鑑賞ポートフォリオを実施するだけでも上記のように様々な学びにおいて効果を発揮していきます。さらに学習鑑賞ポートフォリオアプリは入力されたデータを用いて学ぶ意欲の向上につながるコメントの質を5つの側面から可視化する分析結果と評価文を生成します。このオリジナルフィードバックシステムによって、学習内容への深化や学習活動の改善を促せるだけではなく、学習評価などの評価活動に客観性を加えて多元化を図ることができます。

※ポートフォリオとは
ポートフォリオ(Portfolio)という言葉の意味は、紙挟みや書類カバン、折りカバン、携帯用ケース、代表作品選集を指しております。教育においては、学習者の学びの記録や作品をまとめると同時に学習評価につなげることのできるツールです。例えば、小中学校の総合的な学習の時間や教科学習、プロジェクト学習等において子どもたちの学習記録や作品を集めて展示したり発表したりすることでポートフォリオは使われています。
これまでの活動について
私は東京23区の小学校教師の方のご協力を頂き、社会科の授業に立ち合い、授業を観察しながら学習鑑賞ポートフォリオを実施して頂き、実証研究を行って参りました。それをまとめた論文は教育目標・評価学会の学会誌に掲載して頂きました。
その後、大阪府の中学校で全学年全クラスの「特別の教科 道徳」における学習評価のツールとして学習鑑賞ポートフォリオを採用して頂きました。
アンケート調査では「友達からのコメントをもらうとうれしく共感したこともある」と答えた学習者が8割であり、「学習内容に対する理解を深めるきっかけになった」と答えた学習者が7割以上でした。さらに半数以上の学習者は「学習鑑賞シートを使う前と比べると、自分の学びが深まった」と答えました。
感想についてもいくつか取り上げます。
さらなる活用の広がりへのご期待をいただき、これまでの実証研究に基づいてアプリケーションを自社で開発し、学習鑑賞ポートフォリオアプリとして社会に広めております。

【教育者・指導者アンケート結果】
Q:学習鑑賞シートは授業について考察するきっかけになりましたでしょうか。

Q:生徒たちのコメントは先生が生徒たちの学習の実態を把握するヒントになりましたでしょうか。

【教育者や指導者たちの感想】
▲子どもたち同士の交流も、刺激になり新たな発見がありますね!
高学年においても、教員の評価がやっぱり嬉しいことは、データから学ばせてもらいました。
▲テストと違って点数で出ないものを評価するとき、いつも本当にこれでいいのかと、自問自答することがあったので、大変参考になりました。
▲認めてもらえることで安心感や肯定感、より良い次時への学習意欲や方向性を導き出せると感じました。
▲授業を通してよく考えていることがわかります。

【学習者アンケート結果】
Q:学習鑑賞シートを使う前と比べると、自分の学びが深まりましたか。

Q:学習鑑賞シートを使うことで、学びが楽しくなりましたか。

【学習者たちの感想】
▲他の人の考えが知れるし、知ったことで自分の考えが深まる。また、コメントすることで、相手に喜んでもらえて、自分もまた新しい考えが生まれる。
▲コメントをもらったり、コメントをすることで、友達とのコミュニケーションができると思うので、コメントをもらったりコメントをすることは良いと思います。
▲自分の意見のいいところを書いてくれたり、相手の意見を教えてくれるからうれしい。
▲自分が考えた考えを友達に見てもらうことによって、助言や、その考えに対しての考えなどをもらえるからいいと思います。
▲コメントをもらうと次から気をつけようと思うからいいと思う。
▲友達の考えを聞けるいい機会になるから、いいと思う。
▲温かいコメントをもらうことは、うれしいからやった方がいい。コメントをかくことで、書いている本人もうれしい言葉を使うと楽しくなる。
▲友情関係が深まった。いいと思う。
▲人の考えを見て自分の考えを言うからいいと思う。
▲相手の意見と交流できるからいいと思う。
▲先生の立場ではなく、同じ立場の意見はとても参考になる。
▲心がうれしくていっぱいになる。
▲友達の考えや意見を知ることができるので、より授業が深まっていいと思う。
▲書く場所が区切られていて使いやすい。
▲相手との共有で新たな知識が増えました。
▲自分の思いや学びたいことを目で見て確かめられるし、今後やるべきことが明確になる気がしてとても良いと思いました。
▲自分の意見や周りの意見を目で見て交換できたのでよりよく内容が入りやすかった。
▲自分の考えか整理できると共に、友達とその考えを分かち合えることが嬉しいし、楽しいです。
▲相手の感想と自分の意見が比較できてよかったです。
▲恥ずかしかったけど、コメントをもらえるのはとても嬉しいです!
▲振り返ることで自分の身に入ってくるものがあると思いました。
▲相手からのコメントが貰えるのはすごく嬉しかったです。
参画方法やお問い合わせ先について
弊社のメールアドレスkoseiu@daisosha.com当てにメールを送るか下記の問い合せフォームにご記入ください。ご質問・ご要望等も受付けております。
経歴
大学、大学院を経て修士号を取得しました。大学の学習支援スタッフとして学部生と留学生の学習相談、進路相談、留学相談、レポート診断、教育・学習講座の運営に携わりながら国語の講師として小中学生に学習指導を行っておりました。卒業後は翻訳者として日本の教育やカウンセリング、介護の本を中国語に翻訳し、台湾の雑誌にて連載しながら、翻訳出版のエージェントとしても数冊の翻訳出版に携わりました。現在はWEB制作や翻訳の仕事をしながら、教育支援活動を展開しております。
学習鑑賞ポートフォリオに関する論文:学習鑑賞ポートフォリオの学校現場における有用性
その他経歴や会社業績について:大創社会社業績
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