児童養護施設の心理職、
あなたは「よそ者」ですか?
それとも「仲間」ですか?
施設という独自の文化の中で、あなたの専門性はどう活かされるのか。
経験年数別の"語り"から解き明かす、心理職の役割獲得プロセスとその葛藤。
『児童養護施設における心理職の役割とその位置づけに関する研究』
『児童養護施設における心理職の役割とその位置づけに関する研究』
『児童養護施設における心理職の役割とその位置づけに関する研究』
児童養護施設で働く心理職の皆さん。子どもたちの心に寄り添いたいという強い想いを持ちながらも、日々の実践でこんな壁にぶつかっていませんか?
虐待経験を持つ子どもが増加し、心理的ケアの必要性が叫ばれる一方で、歴史ある施設の文化と新しい専門職である心理職との間には、見えない壁や摩擦が存在することも少なくありません。
本書『児童養護施設における心理職の役割とその位置づけに関する研究』は、そんな現場のリアルな課題に、質的研究(グラウンデッド・セオリー・アプローチ)を用いて深く迫ります。
経験年数1年目から10年目までの7名の心理職の方々にご協力いただき、その"語り"を丁寧に分析。量的研究や単一事例では見えてこなかった、以下の点を明らかにします。
意識レベルだけでなく、無意識レベルの想いまでをも捉えようとした、現場の生々しい声に基づく貴重な研究です。
本書の最大の読みどころは、「Ⅲ.結果と考察」で詳述される、経験年数1年目から10年目までの7名の心理職のリアルな"語り"の分析です。
「現在の役割」や「役割づくり」に関するカテゴリーを比較分析することで、経験年数ごとに直面する課題や、それを乗り越えるための工夫、そして心理職としてのアイデンティティがどのように変化していくのかが、具体的に浮かび上がってきます。
キーワード:役割認識、葛藤、他職種との関係、専門性の発揮、属人性
さらに、「Ⅳ.総合的考察」では、これらの分析を基に、
心理職が施設の中で役割を獲得していく過程における「アイデンティティの変化」、「専門知識・業務の役割」、そして困難な状況でも「勤続につながる資質」とは何かを深く考察しています。
キーワード:自己効力感、レジリエンス、組織文化、スーパービジョン
あなたの経験と重ね合わせながら読むことで、きっと多くの共感と、次への一歩を踏み出すためのヒントが見つかるはずです。
「『よそ者』から『仲間』へ…まさに自分が施設で感じてきた葛藤そのものでした。経験年数ごとの分析を読むうちに、自分の現在地と、これから目指すべき方向性が見えてきた気がします。」
– 児童養護施設 心理職(経験5年目)
「多職種連携の難しさに悩んでいましたが、本書で他の心理職の方々の具体的な工夫や考え方に触れ、具体的なヒントをたくさん得られました。明日から試してみたいと思います。」
– 児童養護施設 指導員
本書は、単なる体験談や意見集ではありません。
グラウンデッド・セオリー・アプローチ(GTA)に基づいた厳密な質的研究です。
経験年数1年目から10年目までの**7名の心理職**への詳細なインタビューデータを丁寧に分析しています。
これにより、児童養護施設における心理職の役割獲得プロセスとその背景にある要因について、客観的かつ深い洞察を提供します。
役割への葛藤を乗り越え、確かな一歩を踏み出すために。
この一冊が、あなたの羅針盤となることを願っています。