← 航海日誌一覧へ戻る

灯台守の書斎

道徳の評価、もう悩まない。
『学習評価の特徴と課題』が示す具体的な解決策

「生徒一人ひとりの内面的な成長を、どうやって客観的に捉え、評価すればいいのだろう?」これは、中学校で道徳科を担当する多くの先生方が抱える、切実な悩みではないでしょうか。私たちは、その困難な課題に正面から向き合いました。

本書は、抽象的な理念を語るのではありません。評価が難しいとされる中学校道徳科の現場で「学習鑑賞ポートフォリオ」を実践し、その驚くべき有用性を明らかにした、具体的なレポートです。

学習鑑賞ポートフォリオを用いる学習評価の特徴と課題の表紙

『学習鑑賞ポートフォリオを用いる学習評価の特徴と課題 : 特別の教科 道徳を中心に』

中学校道徳科の評価課題に対する、実践的な解決策

なぜ、私たちは「中学校道徳科」の実践を問うたのか

先行研究では、主に小学校社会科で「学習鑑賞ポートフォリオ」の有効性が示されてきました。しかし、私たちは、より評価が複雑で困難とされる「中学校道徳科」という文脈でこそ、このアプローチの真価が問われると考えました。

思春期の多感な生徒たちの、数値化できない心の動き。それを「評価」という形で記述することの難しさ。本書は、その難題に挑んだ実践の記録であり、道徳科の評価に悩むすべての先生方への、具体的な処方箋となることを目指しています。

評価の目的は、生徒をランク付けすることではありません。生徒自身が自らの成長を実感し、次の一歩を踏み出すための、温かいフィードバックであるべきです。本書は、その理念を道徳科で実現するための方法論です。

評価文の「材料集め」から解放される

本書が提唱する「学習鑑賞ポートフォリオ」は、単なる作品ファイルではありません。生徒が自分の考えを記述し、仲間の意見を「鑑賞」し、コメントを送り合う、一連のプロセスそのものです。

このプロセスを通じて蓄積された記録は、生徒の思考のプロセスや価値観の変容を示す、客観的で妥当な「評価材料」となります。もう、通知表の所見を書くために、頭を悩ませる必要はありません。ポートフォリオには、生徒一人ひとりの成長の物語が、生き生きと記録されているのです。

評価への不安が自信に変わるとき、日々の道徳授業は、より創造的で豊かな時間になります。この本が、あなたの道徳科授業に、そして生徒たちの学びに、新しい光を当てる一助となることを、心から願っています。

灯台守(MASATAKA)のプロフィール写真

この記事の著者

灯台守

(執筆・監修:MASATAKA)

大創社 コンテンツディレクター / AI共創ストラテジスト

20年以上のWeb開発・翻訳経験を持ち、言葉とテクノロジーの両方を扱う創造的な専門家。翻訳家(2003-)として『孫正義名語録 情熱篇』などを手掛け、2013年に大創社を創業。

「評価」ではなく「鑑賞」を軸とした独自の組織開発手法の開発者(特願取得済)。心理的安全性と創造性を育む「学習鑑賞ポートフォリオ」を通じて、教育機関・企業の変革を支援。

現在はAI共創戦略により、書籍9言語同時展開を実現。日々の思索と対話を通じて、世界に眠る可能性を探求し続けています。

鑑賞ポートフォリオ AI活用戦略 組織開発 教育工学 多言語翻訳

道徳科の評価、一人で悩んでいませんか?

本書には、明日からの授業ですぐに使える具体的なヒントと、評価の質を高めるための実践的な知見が詰まっています。

今すぐAmazonで書籍の詳細を確認する

ポートフォリオの運用を効率化するアプリもご活用ください。
→ 学習鑑賞ポートフォリオアプリ