「なぜ、そうしたの?」- 敬意を伝える魔法の質問 - 現代家事能力検定協会
パートナーの家事のやり方に、つい口を出していませんか?「もっとこうすれば効率的なのに」その一言が、相手のやる気と自己肯定感を奪っているかもしれません。相手を否定せず、敬意を伝える「鑑賞的対話」の第一歩は、たった一つの質問から始まります。
評価の質問 vs 鑑賞の質問
評価の質問(NG): 「なんで、そんなやり方するの?」
これは、相手のやり方を「間違っている」と断定し、詰問する響きを持ちます。相手は防御的になり、対話の扉は閉ざされてしまいます。
鑑賞の質問(OK): 「なるほど、そういうやり方があるんだね。なぜ、そうしようと思ったの?」
これは、相手の行動の裏にある「意図」や「考え(物語)」に興味を示す質問です。相手は、自分の工夫を語る機会を与えられ、尊重されていると感じます。たとえその方法が非効率に見えても、そこには「腰を痛めないように」「子供が起きないように」といった、あなたへの思いやりが隠されているかもしれません。
未知の領域を探検するように
パートナーの家事は、あなたの知らない工夫と知恵に満ちた「未知の領域」です。探検家のように、好奇心を持ってその世界に足を踏み入れてみてください。「魔法の質問」は、その探検の扉を開ける鍵なのです。
この記事の著者
灯台守MASATAKA
大創社 コンテンツディレクター / AI共創ストラテジスト
20年以上のWeb開発・翻訳経験を持ち、言葉とテクノロジーの両方を扱う創造的な専門家。翻訳家(2003-)として『孫正義名語録 情熱篇』などを手掛け、2013年に大創社を創業。
「評価」ではなく「鑑賞」を軸とした独自の組織開発手法の開発者(特願取得済)。心理的安全性と創造性を育む「学習鑑賞ポートフォリオ」を通じて、教育機関・企業の変革を支援。
現在はAI共創戦略により、書籍9言語同時展開を実現。日々の思索と対話を通じて、世界に眠る可能性を探求し続けています。